ゴルフのスコアメイクに欠かせないのがウェッジの存在だ。100ヤード以内のショットがピンに絡めるようになればシングル入りも近いことでしょう。ゴルフの上手なプレーヤーは短い距離ほど上手いものです。
この短い距離を克服するためにはウェッジを自分のものにする必要があります。
大きなショットでは1ヤードや2ヤードはミスのうちに入りませんが、アプローチショットでの一ヤードのミスはスコアに大きく響いてきます。それだけ繊細で微妙な感覚を必要とするクラブなのです。
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ゴルフが上達するに細かいところに神経を使うようになりますが、ロフト角1度で数ヤード距離が違ってきます。本当に1打でもスコアを伸ばしたいゴルファーは、こだわってしまうのも無理もありません。
ウェッジを自由自在に操れるようになれば、片手シングルも夢ではなくなりますよ!
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アイアンとウェッジには2種類のタイプがあります。ストレートネックのものとグースネックのもの、構えた時に違和感なく構えられるものを選ぶようにしましょう。
ロフト角、バンス角、ヘッド形状など性能や機能も違ってきますので、自分のゴルフスタイルとよく照らし合わせてチョイスしてください。
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ゴルフクラブにはフェースプログレッションというものが存在する。これは、重心深度(重心距離)のことだが、この重心深度はボールの打ち方に非常に影響することを覚えていただきたい。
●重心深度の浅いストレートネック
重心深度が浅いストレートネックのクラブは、ターフを取らずにボールだけを払って打つようなうち方のなりやすいので、ハンドファーストがきついと打ちにくくなる。
●重心深度の深いグースネック
重心深度の深いグースネックのクラブは、少しでもターフを取るようなうち方でないとボールをうまく捕まえることができなくなるります。
ウェッジを購入する時は、日本タイプとUSAタイプとでも重心深度の深さが同じタイプのウェッジでも違うので注意してください。
日本のコースは、ラフでも競技以外のときはボールが浮いた状態になります。この場合は打ち込まずに払って打つほうややさしくなりますので、重心深度が浅めに設計されています。
一方米国のコースは、沈みやすい芝なので打ち込んで打たないとボールを捕らえられないので、重心深度が深めに設計されています。
こうしたことから、日本タイプは一般に重心深度が深めでUSAタイプは重心深度が浅めにになっているのだが、日本でもコースや季節によってはストレートネックで重心深度が浅いほうが使いやすいケースが少なくない。そのため、コースによって使い分けているプロもいる。
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【ウェッジを選ぶポイント】
ウェッジはグリーン周りからのアプローチとバンカーからのショットに使いますが、クラブを選ぶ時のポイントを書いておきますので参考にしてください。
●ロフト角
48度〜60度くらいが目安。
自分の距離をよく考えてください。
●バンス角
このバンス角はバンカーからボールを出しやすくするために作られたものです。一般にはバンス角が大きいほど砂の爆発力でバンカーからボールを出しやすくなります。しかし、あまりバンス角が大きいとバンカー以外からのアプローチの時に地面から跳ね返りミスする場合があるので要注意です。
●ソール幅
だいたいリーディングエッジが6インチ後ろ側が4インチでちょうどいいサイズといわれています。
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ウェッジはボールを高く上げることが多いので開いて構えることが多くあります。このときに地面からリーディングエッジが浮く状態になることがあります。これは、バンス角が大きいほど浮いてしまいます。
こうなるとショット自体が難しくなるのでソール部分を削ったりして微調整してください。
上級者のなればなるほどバンス角が小さくなり操作性を重視したクラブセッティングにしているようです。
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谷口 徹
PW : 48度 125y
AW : 52度 105y
SW : 58度 85y
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【一言】
クラブを5cm短く持っても振るスイングでは飛距離は変わらないよ!
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横尾 要
PW : 47.5度 130y
AW : 52度 110y
SW : 59度 90y
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【一言】
距離が短いので緩まないようにすばやくスイングすることが必要だが、手打ちは厳禁!いつもより早めに体を身体を回すように心がけよう。
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神山 隆志
PW : 48度 120y
AW : 54度 100y
SW : 60度 85y
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【一言】
アドレスした時にアゴと胸の中心まで距離ができるがスイング中もその距離を変えないでボールを打つこと!
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佐藤 信人
PW : 48度 120y
AW : 53度 105y
SW : 58度 90y
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【一言】
バックスイングを大きく取ってオーバーを避けるためにインパクトで調整しようとするとスイングが緩みダフリなどのミスが出るので注意!
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佐藤 信人
PW : 48度 120y
AW : 53度 105y
SW : 58度 90y
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【一言】
バックスイングを大きく取ってオーバーを避けるためにインパクトで調整しようとするとスイングが緩みダフリなどのミスが出るので注意!
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宮瀬 博文
PW : 48度 130y
AW : 52度 110y
SW : 58度 85y
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【一言】
力んで飛ばそうとすると手打ちになるので注意してください。フィニッシュで身体全体が目標に向くように身体の回転で打つこと!
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レフティー・グーセン
PW : 48度 125y
AW : 56度 115y
SW : 60度 90y
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【一言】
ボールを打ちにいくとアゴと胸の距離が縮まりクラブが外側から入って引っ掛けてしまうので注意!距離を保つように意識してクラブをおろしてくれば正しい軌道でスイングできる。
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マーク・ヘンズビー
PW : 49度 130y
AW : 53度 115y
SW : 58度 100y
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【一言】
極端に上から打ち込もうとするとヘッドが抜けないでザックリしてしまうので注意!
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トッド・ハミルトン
PW : 48度 135y
AW : 55度 110y
SW : 59度 90y
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【一言】
ボールの行方が気になり頭が早く上がってしまうとトップするミスが出るので注意!
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アダム・スコット
PW : 49度 135y
AW : 55度 115y
SW : 60度 95y
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【一言】
ボールを右足寄りにセットすることで通常よりも距離を出すことができる!
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スチュアート・シンク
PW : 48度 130y
AW : 54度 115y
SW : 60度 95y
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【一言】
インパクトで身体が止まると引っ掛けるミスが出ます。身体はスムーズに回転させましょう。
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