ゴルフでは280ヤードのドライバーショットも1打、10センチのパッティングも1打です。この言葉はゴルファーなら誰でも聞いたことがあるのではないでしょうか?
身体の大きな動作でスイングするグリーンまでのショットと違い、パッティングは全てのショットの中でも身体の動きは小さくなります。しかし、その動きの中には解き明かすことのできないほど大きな意味が存在するものです。
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パッティングに悩むゴルファーは非常に多くいます。それだけメンタルな部分もあるのではないでしょうか。
ここでは、あまり知られていないパターの特徴などを解き明かしていきたいと思います。もしあなたがパッティングに悩んでいたら大きな収穫になるかもしれませんよ!
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パターには大きく分けて2つのタイプがあります。それは、重心距離のあるヒールバランスのパターと重心距離のないフェースバランスのパターです。このことをアマチュアゴルファーで知っている人は少ないと思いますが、これがパッティングには大きく関係してきますので参考にしてください。
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●ヒールバランスのパター
ヒールバランスのパターといってもいったいどれがヒールバランスなのかわからないと思います。そこで、簡単な見わけ方を紹介しましょう。
ヒールバランスのパターは重心距離があるため※フェースアングルをチェックしてみてください。
その時にフェース面が斜めに傾くパターはヒールバランスのパターです。
ピンタイプはヒールバランスパターです。
※フェースアングルのチェックとは?
パターのシャフトで重心を指の上でとってフェース面が向く方向をチェック!
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クラブの重心距離はフェースが開いたり閉じたりする動きを感じることができます。この場合、重心がシャフトの軸よりヒール側にあるためインパクトの時にフェースが開く動きをするため手に受ける衝撃によりデリケートなストロークの微調整を行うことができます。
この動きはゴルフのほかのショットと同様に人間の身体の構造上の動きをスムーズに行う利点があります。ロングパットでは自然にフェースを開いて閉じる動きがどうしても加わります。このタイプのパターはその動きを容易にできるということにもなります。
このタイプのパターは、ショットとパットを同じ動きで考えたいゴルファーにお勧めです。
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●フェースバランスのパター
フェースバランスのパターはヒールバランスのパターとは逆にフェースアングルをチェックした時にフェース面は真上を向いてしまいます。
これは、重心距離が0のためフェースの中心に重心がきます。
このゴルフクラブの重心距離はドライバーやアイアンのフェースの動きを示す値として知られていますがもちろんパターでも同じことが言えます。しかし、重心距離の存在しないパターがあります。
今では多くのゴルファーが使っている2ボールパターに多いフェースバランスパターは重心距離が0なのです。
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このフェースバランスパターは真直ぐ引きやすいと感じてしまいます。それは、重心距離がないためフェース面がどっちを向いているのかが感じにくいだけなのです。
もし、ドライバーでフェースバランスのものと使えばチーピンやスライスといったよそくも付かないミスが出てしまいます。つまり、ゴルフクラブとしては道具の動きがまったく見えないのがこのタイプなのです。
それではなぜここまでフェースバランスのパターが普及したのか??これにもちゃんとした理由があったのです。
パターのヘッドを大きくすることで慣性モーメントが高くなりました。このためちょっとしたミスヒットに強くなったのです。これは、パターを吊り気味身に振り子のようにストロークするスタイルを取り入れるゴルファーが増えたからです。
2ボールパターを好むゴルファーは、パッティング自体をショットとはまったく別の次元で感じ取っているからなのかもしれません。
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