アイアンはゴルフクラブのセットの中でも本数の一番多いクラブです。だいたい6本から10本あります。アイアンは距離の打ち分けが主な目的なので数多くのクラブがあるほど微妙な距離調節が簡単にできるようになるからです。
タイプは4つの構造に分類できます。あとで説明しますが、初心者の方はキャビティ形状がおすすめです。それはボールが上がりやすく、ミスも少なくなるからです。
それでは4つのタイプを説明しますので参考にしてください。 |
フェースの後ろ側が凹んだ形状のアイアンのことをいいます。この形状はヘッドを大きくすることが可能になり重心を低いところに多く配することができるので、スウィートスポットが広くなり、ミスに強くボールが上がりやすいアイアンです。
特に、ヘッドが大きくソール幅が広いモデルは初中級者向けです。
キャビティでもヘッドが小ぶりでソール幅があまり広くないモデルは中上級者向けとなります。
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ヘッド内部が空洞になっている形状のアイアンのことをいいます。フェースの後ろ側が凹ん形にはなっていないのですが、キャビティアイアンと同じように打点がブレてもヘッドがブレにくく設計されています。
アイアンの中ではもっとも重心は深く高くなる傾向があり(ウッドほどではないが)、キャビティよりやや抑え目の強い弾道になります。最近は空洞部部に衝撃吸収材を埋め込み、打感を良くするモデルが増えている。
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このタイプはフラットバックともいい、 ヘッドは1枚の板構造のシンプルな形状のアイアンのことをいいます。構造上、ヘッドを大きく作ることができないのでミスには厳しいが、フェースが肉厚になっているので打感が良く、ジャストミートするとキャビティ・中空よりも重厚な(心地良い)打感が味わえる。オートマチックなやさしさはないが、操作性が良いので、プロ、上級者が使うと、弾道、球筋をコントロールしやすくなります。
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バックフェースの下部がポケットのようにえぐれている形状のキャビティアイアンのことをいいます。通常のキャビティアイアンよりも重心が低くて深いため、ボールが非常に上がりやすいクラブです。 |
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重心深度
フェース面から重心までの距離のことを言います。
重心深度が深いとインパクトでフェースが上を向く傾向が強くなるので高弾道が打ちやすくなります。
重心距離
シャフト軸線から重心までの距離のことをいい、短いほどヘッドが返りやすくなります。
ホーゼル
ホーゼルが短いと低重心になって球が上がりやすくなり、長いと重心距離が短くなって操作性が良くなるという傾向があります。
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アイアンを選ぶ場合には、アイアンに何を求めるかを自分なりに考えておかないといけません。ちょっとしたミスでもクラブがそれをカバーしてくれてそこそこ飛んでくれるという許容範囲の広さを求めるのなら絶対にキャビティです。とにかく飛距離!できるだけ飛べばいいというのならキャビティバックでなおかつソールの広い飛距離系のアイアンを選んでください。
また、そこそこ腕が上がってくて微妙な打感を重視するならマッスルバックがいいし、ピンを狙い撃ちできるような高度な技術を追求し操作性を求めるのなら、ソールが薄いマッスルバックということになる。
アイアンは距離を出すクラブではないので、ボールを上手くコントロールできるのが良いクラブといえますが、ゴルファーの腕前によって変わってくるものです。
まず、自分がどういうプレースタイルのゴルファーなのかを自分で把握することが重要になってきます。ヘッドスピードは速いのか遅いのか、払い打ちなのか打ち込むタイプなのか、持ち球はフックなのかスライスなのか、そういった自分の現状を知った上で、アイアンに何を求めるかを明確にすれば、選ぶべきアイアンは自ずと見えてくる。
メーカー別にアイアンの機能・性能の比較をしています。アイアン選びの参考にしてください。
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タイトリスト・ブリヂストン・ダンロップ・キャロウェイ・テーラーメイド・ナイキ他
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